温湯古井

発表時間:2016-12-22 15:36:28

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      温湯古井は南宋時代の定運禅師が建てたものであり、千年以上の歴史を持っております。温泉水の水温は通年68~72℃であり、世界中でも珍しい塩分濃度が低い淡水温泉として、セレンとそのほかの人体に有益な微量元素が豊富に含まれております。当面、世界中で既に開発された温泉において、“セレンが豊富で、硫黄が低い”温泉はフランスの“エクス”鉱泉と中国の宜春温泉の二箇所のみでありますが、フランスのエクス鉱泉は水温が常温であるものです。

  古井温泉は地質学で言えば、震旦系の混合岩構造の温泉であり、水質は透明で、無色無味の低硫黄、高セレンの温泉として、飲用水と沐浴用として使われるので、国内外でも非常に珍しい温泉であります。古井温泉の地層は新原生代の末期に形成されましたが、その時期は地球生命が起源する時代として“藻類時代”とも呼ばれており、地質形成年数は約8~5.7億年であります。


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