天工開物園

発表時間:2016-12-22 16:40:47

　　明月山の天工開物園は江西宜春市の明月山観光区内に位置し、明代の科学者宋応星の著書＜天工開物＞をベースにし、農業文化を楽しめることができるレジャー観光地として位置づけられてテーマパークであります。園内は展覧区、体験観光区、文化レジャー区、観光客サービスセンターといった四つの部分と分けられております。展覧館は総面積の25％を占め、＜天工開物＞の主な内容を展示しておりますが、宋応星の生涯、農業技術、農業と副産品の製造技術、それとこの著書の歴史的な役割及び後世に対する影響などを紹介し、＜天工開物＞が当時に役割も合わせて紹介しました。展覧方式には、彫物、リフラー、写真、実物、録音・録画、模型などがあります。

観光体験区は総面積の45%を占め、建築群全治の主体となります。この区域には農業文明時代の生活状態と労作状態を反映した30項目以上が設けられております。例えば、手工業に属するわらじ作り、切り紙細工、刺繍などがあり、労作類にはレンガ造り、紡糸、織布、鍛冶、製紙などがあり、食品加工類には、麻糍と糖粑など菓子作り、豆腐作り、サツマイモ団子作り、粽作りなどがあります。観光客体験区は踏み車、手動車、石臼碾米、油絞り、風車、魚釣りなどがあり、総面積の30%を占めております。この区は二つに分けられ、古風舞台演技館と民俗演技館があります。

古風舞台演技館は約200平米であり、200～300人の観客が入れます。この館は非常に古風なデザインとなり、北京の老舍茶館と似ております。民俗演技館は300平米程度の木柵で囲まれたエリアであり、その一面が壁で残りの三面が観客席であります。観客席は傾斜が作られ、ショーを俯瞰するようになっております。観客席は1000人入れることができます。この館は“天工開物園”において、演技を見ながらゆっくり休める場所であります。館内には茶摘み、三星鼓、道情、評話、春鑼などの戯曲と演芸などがありますが、古代の皇帝を模倣して状元を命ずるなどの観光客が体験できるショーもあり、それ以外にも儺舞ショーと竜灯と魚灯などの民俗ショーもあります。